ミヤタ・スバル一年目のシーズンは散々な走りで、
昨シーズン後半には契約更新出来ない事がほぼ決まっていました。
でも監督にチャンスを戴き、
なんとかミヤタ・スバル二年目のシーズンを迎える事が出来ました。
今年で四捨五入すると30歳になる年齢になります。
アンダーを卒業してエリートカテゴリーで走るようになってから、
ずっと焦りと不安な気持ちでいっぱいです。
ジュニア、アンダー時代は純粋に「勝つ」って気持ちだけで走ってました。
負けても悔しい気持ちだけで、不安になった事はありませんでした。
でもエリートになってからは、チームの足を引っ張らないようにとか、
ちゃんとアシストしなければとか、正直、自分自身が優勝するんだって気持ちが弱くなっていたと思います。
勝つ気持ちがない訳じゃないけど、心の底から勝ちたいとは思えていませんでした。
それは、自分自身ジュニア時代に国体やインターハイで優勝した事があるだけに、
現実的に考えてしまい、今の実力ではエリートで勝てないって思ってしまっていたと思います。
自分を知り、もっと練習して強くならなければいけないと思う事は必要だなと感じるようになりました。
ただ、レースの時まで弱気になっていては、
例え実力が付いても勝てる選手になれる訳がないです。
自分自身、気が付かなかったけど、
知らず知らずのうちにレースに臨む気持ちが変わってしまっていた。
ただ勝ちたいって単純に強く思ってた頃とは違い、
仕事としてやらなければならないって考え方に変わっていた。
勿論、会社やスポンサーに対して走りで返さなきゃいけないし、
仕事と言う意識を持って走るのは当然の事だけど、
やっぱり勝ちたいとか、
レースを走って楽しいって思える気持ちを忘れてはいけないと思います。
ミヤタスバルで走っている選手が、
こんな当たり前で、レースを走る誰もが思える「勝ちたい」って言う気持ちになりたいなんて言うのは情けないいけど、
勝つという事は本当に難しくて、心の底から思える事すら難しいと思います。
エリートになってから、ずっとそんな気持ちで続けていたけど、
昨シーズン後半契約更新出来ない事がほぼ決まってから、
真剣に自転車を続けて行くか、なんで自転車を続けて行きたいのか、ずっと考えてました。
それで初めて自分の自転車に対する思い、考え方が変わって来てた事に気が付きました。自転車を始めた頃どんな気持ちを持って走っていたかを思い出したら、
今の自分が情けなくて、気が付いたら涙がでてました。
考え方が変わって、練習もしっかりやっても、簡単に強くなれるものじゃないけど、
今年は昨シーズンよりは少しは進歩してると思える様になりました。
年齢的に「少しは」なんて言ってられないけど、
確実に階段を上がっていけるように考えて頑張って行きたいと思います。
20代後半、初心に返り、今から自転車を始めるくらいの気持ちで残りのシーズンを戦って行きたいと思います。