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私がトライアルという競技に興味を感じたのは約9年前の中学の頃。
オートバイのインドアトライアルを目の前で見たのがそもそものきっかけで、
言葉には出来ない程の凄さ!カッコよさ! そして反対に恐怖心も感じ、
とにかくその日は、余りにも興奮し過ぎて眠れなかった事を今でも覚えています。
次の日、学校から帰った私はすぐにMTBにまたがり、
見様見真似でトライアル(っぽい)動きにチャレンジするも、
何をどうやったらあんな動きが出来るのか、頭の中はさっぱり???
もちろん、オートバイと自転車の違いは大きいと思いましたが、
ウイリーやジャックナイフぐらいは出来ると思い無我夢中でひたすら乗っていました。
周りにトライアルをやっている人もなく、
自転車もホームセンターで売ってるような安いマウンテンバイク。
唯一、オートバイのトライアルビデオだけが私の貴重な先生でした・・・。
アクセルが所謂ペダルの踏み込みで、身体の使い方はほとんど一緒。
1ヶ月ぐらいでやっとトライアルの動きが身に付いてきました。
すると、だんだん自転車が楽しくなってきたのです!
自転車の構造も全く分からず、メンテや修理も全く出来なかったのに、
自転車そのものにも興味が沸いてきたのです!
それからというもの、地元(九州・熊本)のプロショップに通うようになり、
色んな事を学びました。毎日が楽しくて楽しくて、通い続けましたね。
そんな毎日を過ごしている間に私も中学を卒業して高校生。
他の競技にも興味が湧いてXCやDHもやるようになりました。
昔と全く同じフルリジットの安いMTBでDHの大会も参戦・・・。
今考えるとゾッとします。
そのDH大会初出場の時。
今は良きライバルのバイクトライアルで有名な「オカッピー」こと
岡村周冶選手のバイクトライアルデモンストレーションを「生」で見たのです。
とにかく、目に飛び込んでくること全てが不思議の世界。
なんでチャリが飛ぶの?! しかも後輪だけで・・・。
それは「ダニエル」という技でした。
しかもオカッピ−が乗っているMTBがまた不思議!
ブレーキが油圧! フロントギアは1枚! しかもガードも装着!
リアのカセットはロード用! リムがガリガリに削ってあるー!
とにかくビックリの連続!!
興奮状態の私は思わずオカッピ−に駆け寄って質問攻め。
その時の印象はすごく気さくで優しい方。
今思うと、私はその時オカッピ−に騙されたのかも・・・。(冗談ですが^ー^;)
と言うのも、その時オカッピーが軽〜く私に言ったんです。
「九州でもバイクトライアルの全日本大会があるから出てみなよ!」って。
そんなの出れる訳ないじゃ〜ん!
と思いながらも、翌年の全日本大会に向けて必死の努力! しかも全て独学で・・・。
なんと嘘のような本当の話、あの「ダニエル」も、夢に出てきた次の日に出来たのです。
しかも前進のダニエルを・・・。更に楽しくなってきました!
そしていよいよ初の大会!
オカッピ−を探して自分をアピール! すごく歓迎してくれました。
僕の中ではオカッピ−が日本で一番すごい人だったのですが、
大会ではオカッピー以外にもすごい人達がゴロゴロと・・・。呆気にとられましたね。
ダニエルが出来るようになった自分は結構すごい人だと思い込んでいたのですが、
なんのこっちゃありません。ダニエルは出来て当然!
あの時は「早く帰りたい」と思いましたね。(笑)
しかもみんな、いいトラ車に乗ってるんですよ。
マグラブレーキに、アルミのかっこいいフレーム・・・。
私のトラ車(?)は、真似だけでフロントギアは1枚にしましたが、
ガードは無くて、フレームもクロモリでサイズもでかい相変わらずの安いMTB・・・。
重量も約13キロ!と、重〜いトラ車でした。
ですが、嬉しい事になんと初出場のビギナークラスで優勝!
もう嬉しくてね〜、あの時は最高でしたよ!! これが高2の時ですぐに昇格。
バイトを始めるようになって、自分でトラ車を買って遠征も始めました。
大会会場まで電車やバスを利用しての輪行はまさに旅行気分。
エキスパートクラス昇格1年目でも優勝した私は、シリーズ戦ランキング2位となり、
トントン拍子でいよいよ最上クラスへ! オカッピー師匠もビックリしてましたね。
しかし、さすがにマスターズクラスは厳しい! 強敵が沢山います!
今も、そしてこれからも頑張っていかねばなりません。
トライアルは自分との戦い。やったらやっただけの結果は出てくるのですから。
トライアルで得る物は沢山あります!
そして人との出会いも沢山あります!
考え方もきっと変わることでしょう!
皆さん、そんなトライアルで自分を変えてみるのもいいかもしれませんよ!
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