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| プロフィール |
山本 幸平
(やまもと こうへい)選手
キャノデールKBCカマダ所属で、
北海道立帯広農業高等学校
3年生の18歳。
03年全日本MTB選手権
ジュニアクラス 2位
03年ジャパンシリーズ最終戦
10位
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私初めての世界選手権挑戦、先ずは何を持っていっていいのやら・・・ここから世界選が始まりました。まず必要だと思ったのがタイヤでしたので、今回ナショナルタイヤにサポートを依頼。コンディション別の新しいタイヤを用意して頂き、無事旅立ちとなりました。
世界選へ参加するメンバーは、初対面の方も多くうまく話をできるか不安でしたが、同じジュニアの小野寺健君が一緒だったこともあり、すぐに打ち解けて緊張は解消。ですが、初の海外ということもあり、飛行機がミラノに到着した時はかなりの興奮状態でした。ルガーノまではバスで移動。立派なホテルに感激しこの日は終わりました。
翌朝。まわりはイタリア語で、朝食はパン、チーズ、コーンフレーク・・・。やはりここは本当に外国なんだとやっと実感してきました。でも、僕の体にはかなりマッチした食事でおいしくてたまりませんでした。ホテルから会場までは約16kmで、先輩の鈴木雷太さんを先頭に5人で自走。会場に着くなり僕の体は鳥肌が立ちました。周りを見渡すと見るからに速そうな人達が世界中から集まってきているのですから。興奮で鼻血が出そう・・・。そんな時、宇田川さんが僕に言ってくれたのです「俺も初めはそうだったよ」って。これを見て興奮しない人はいないですよ! この日は情報不足で試走できませんでしたが、やっぱり夜はパスタとピザ。めちゃくちゃ“ボーノ”でした。
次の日。初めて小野寺君と一緒にコースを試走。どんなコースだろうと期待して走り出しました。びっくりです! やっぱり世界のコースは難しいなーと、かなりショックを受けつつ進みました。更に進むとラインが1本しか無いところや、どうやったら下れるの? 石が丸出し! と言うところが何箇所もあり、こけたら痛いなーと思いつつも1周目終了。2周目は、雷太さん宇田川さん達と一緒に走りました。先輩達の後に付いて走ると1周目に乗って行けなかった箇所も乗れ、びびっていた下りもスピードに乗ってあっさりクリアー! 2周目で何か感触を掴んだ感じがしました。冷静に考えると、日本でもつらいコースはあります(こんな下りは無いけど・・・)。そして、自分の得意とするコースじゃん!って気付いたのでした。
そして次の日。難しいポイントは止まってラインを確認したり、コースレイアウトを頭の中に叩き込みました。なかなかいい感じです。全体のコースの印象は上半身に負担が掛かるコース。明日はいよいよジュニアの本番です。1周6.2kmのコースを6周回。かなり長い距離での争いとなります。タイヤは「Panaracerトレイルブラスター
チューブレス」でレースに臨むことに決めました。
いよいよレース当日。いつもとは違う緊張感でしたが、良い感じでいけると自分に言い聞かせスタートラインに。今、僕はこのラインに立っていることが本当にうれしくて、レースをスタートするのが楽しみでわくわくしていました。
そしてスタート。僕はダッシュが得意なので、初めからトップ集団について行こうと思っていたのですが、雷太さんから「初め飛ばし過ぎても後半タレるだけだぞ」と言われていたのでちょっと考えていました。でも実際はそんな事を考えている場合じゃありません。世界戦に出てくる選手は速過ぎです。
1周目は落ち着かないまま40位前後、2周目まではつらくて自分の走りができません。「うわー! やっぱパワーが違うなー」そんな事を考えながら走っていました。
3周目に入りやっと自分の走りができるようになり、日本で応援してくれている人達のためにもと我慢して走っているとますますいい感じになってきました。
そして5周回目。あと2周回だから少し抑えようかなと思い、ほんの気持ちだけ抑えた程度で走ってラスト周回に行こうとした時、なんとなんと80%ルールに引掛かり5周回で僕の世界選初挑戦は終わってしまいました。あと1周行きたかったなーと思いつつも、これが今の僕の実力なんだなと素直に受け止めました。
結果は84人スタートして32位。6周回完走は30名でした。
今回の世界選手権は、僕にとって本当に意味のあるレースになりました。もっと練習すればもっと上位を狙える気がしましたし、まだまだ速く走れるところもあったことに気がつきました。また、今の実力では日本のトップに立てても世界のトップには勝てない、と言うこともハッキリわかり、他国から日本選手は少しバカにされている感じも受け、このままじゃダメだと思いました。もっと練習して「日本人は速いんだ!」とヨーロッパでも認めてもらえる走りをしたいと強く感じました。日本でもMTBレースはまだマイナーなスポーツですが、もっと人気が出て人々から愛されるスポーツになるよう僕自身も頑張り、世界でも上位を走る選手になって日本でMTBが注目されるようになりたい!
そのために、まず国内では余裕でトップを取れる選手になります!
これからも応援よろしくお願いします。
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