プロフィール
“DJがらぱ”の名でマイク片手に日本各地、主に自転車レースをしゃべりまくる個性派MC。最近「おかん」になり、ますますパワーアップしている。「じゃんけん大会をやらせたら世界一!」の異名を取る盛り上げ屋で、表彰式でのベタなツッコミも好評。レースのほかにも、「しゃべる」仕事は何でもこなす。イベントの企画やディレクションも担当。その他不定期で雑誌への執筆行う「なんでも屋」である。

「プロジェクト ガラパ」のHP
Wheel Talk 目次
8月20日号「仕事のことをお話します」
9月13日号「ベンチャービジネスとしてのメッセンジャー」
10月21日号「救急メッセンジャーのその先のそのまた先へ!」
11月27日号「ここから、ここを含む世界へ」
12月24日号レーサーでなく「チャリダ−」
1月24日号 「自転車に乗ることと、食べること」
2月21日号 「最高の走りにつなげるために」
3月27日号 「“スポーツは文化”を地域から」
4月25日号 「メッセンジャーと風景」
5月21日号 「私がスポーツ自転車普及にハマったワケ」 
6月27日号 Panaracerは、「茄子 アンダルシアの夏」を応援します!
8月28日号 「何故か魅力的に感じてしまって・・・」
9月25日号 「初めての世界選」
10月27日号 「走った後は、地酒だぜ!」
11月25日号 「すべてから学ぶ」
12月25日号 「いつもスペシャル★」
1月21日号「MTB XC競技のトップ選手であり続けること」
2月27日号 「忘れられない一日」
3月26日号 「無名な普通のバイカーより」
4月22日号 「世界で日本人選手が活躍する為に…」
5月27日号 「被写体としての自動車と自転車」
私がむかーしレースに「出る」方だったことは今ではこっぱずかしい過去として封印されているがその頃たった一度だけ表彰台に登ったことがある。
レース中も幾度か自分の名前がコールされるのを聞いてドキドキし、表彰式を待つ間「何か聞かれるかな」「何て言おうかな」などとあれこれ思いをめぐらせたのを今でも鮮明に覚えている。
そしていざ本番、一言「どうでしたか?」と聞かれ、もごもご何か答えたらあっさりと次の選手に移ってしまったことが妙にさびしく感じた。
根っからの目立ちたがり屋なのだろうけれど、「もっと私のがんばったことを聞いてほしい」と思ったものだ。

そのたしか翌年、同じレースのエントリー用紙の余白に「私は京都のタレント事務所でMCをしています。(そうだったのよ!若かりし頃キャンギャルもどきもしたのよ!がらぱは。あ〜恥ずかしい!今はフリーな自転車レースアナウンサーよ♪)こういう自転車レースでアナウンサーになるためにはどうしたらいいのですか」などと、どあつかましく書いたのがきっかけでアナウンサーとしてレースに参加するようになり、同時に私の選手生活?は終わりを告げたのだった。

それから早や10年以上。(あ〜トシがばれる)いつまでたっても未熟者の私をやさしい選手たちがかわいがってくださっているおかげでみなさんを応援する仕事を続けさせていただいている。

私がいつも心に誓っているのは「今日、今、がんばっている人を応援すること」。
私がお仕事させていただいているレースはほとんどが「誰でも参加できる」レースだ。
もちろん初めての人もいれば、めちゃめちゃ有名な選手もいる。
こういう言い方をしては語弊があるかもしれないが、たとえファーストタイマーであろうと、エリートであろうと今日、このレースで輝いている人が一番のヒーローだと私は思っている。

実際、へたくそDJ(進歩がなくてすんません!)でも10年も続けていると、朝の試走を見ていて「あ、今日はこいつ調子いいなあ」と思う選手がいることがある。そんな選手は必ずといっていいほどレースで光った走りを見せてくれる。
誰にも言わないけれど、この予想は100発100中の的中率。
ひそかな醍醐味。

そして、だからこそ、そんながんばった選手に表彰式で話を聞くときほどドキドキして緊張する瞬間はない。
だから選手たちが最高の笑顔で話をしてくれるように、私はレースを真剣に観る。
レースに真剣に感動してこそ、最高の表彰式で選手をたたえてあげられる、そう信じているから、レース中はできるだけトイレにも行かない、よっぽど休憩とれるスケジュールでなければ昼ごはんもたべない。ストイックなんじゃなくて、そんなヒマはないって感じ。
「いつも走りまわってるね〜」ってあきれられるけれど、走らなきゃ、最高のレースを見逃しちゃう!
好きなんだとつくづく思う。

最近では遠目に走りを見ているだけで(もちろんウエアの色とかもあるけど)だいたい知っている選手なら誰かわかってしまうようになってしまった。
みんな私の恋人よ★(勝手に思ってる迷惑なやつです)

でも本当に自転車選手というのはさまざまなスキルや経歴の持ち主が多い。
自転車一辺倒の英才教育をされている人っていうのも実際はいるのかもしれないが、それよりも「酸いも甘いもかみしめた」つわものぞろいという感じ。
だからこそ、自転車競技っていうのは深みがあるんじゃないだろうか。

大人の選手ばかりじゃない。
ジュニアの選手だって小さい頃からレースをやっていてどんどん成長していく姿を手に汗握って見守っている私。まるでおかーさんの心境。
みんなかわいいわが子よ★(アホです)

競技は真剣に。人生も真剣に。そしておもろい人生を!
好きじゃなきゃ、楽しくなきゃ、笑いがなきゃ。
だからレースでなんだかさびしそうな顔をしている選手がいたら、ついつい声をかけてしまう、おせっかいながらぱなのだ。

現在シクロクロスシーズン真っ盛り。
関西シクロクロスはおかげさまで大盛り上がり。毎回めちゃめちゃ楽しいレースが展開されて息つくヒマなし、うれしい悲鳴♪
毎週選手のみなさんときゃあきゃあと盛り上がり、最高の時間を過ごさせていただいていることに感謝★

がらぱの2003年のひそかな目標は「がらぱパワーアップ」だった。
来年2004年の目標は「いつもスペシャル」の予定。
いつも熱く。いつもマジで。いつも笑いを忘れずに。
更なるスペシャルな日を提供できるように。
来年も更に更に選手のみなさんの熱い走りに感動しながら「応援団隊長がらぱ」のつもりでがんばりまっす。
みなさん今後ともがらぱと遊んでやってくださいね★