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パナレーサーがサポートするドミナバカンツェ(イタリア)が新体制で2005年のプロツアーに臨む。ドミナバカンツェといえば昨年までマリオ・チポッリーニが所属したチームとして皆さんもご存知だろう。しかし今年度の同チームはメインスポンサーの名前こそ同じだが、チームの中身はほぼ別物といってもいい。監督は昨年までチームデナルディを率いたスタンガ氏。同氏はイタリアでも名将のひとりと言われる人物で、かつて今中大介さんも所属したチームポルティの監督もつとめた。
チームに所属する主な選手の顔ぶれを見てゆこう。デナルディから引き続きチームに所属するのは、2004年ジロ・デ・イタリアで個人総合2位に輝いたセルゲイ・ゴンチャール選手。このジロの表彰台は、パナレーサーのタイヤを使用して掴んだ栄冠だった。
2000年タイムトライアル世界チャンピオンであるゴンチャール選手は近年のジロ・デ・イタリアでも2003年第20ステージと2004年第14ステージの2つの個人タイムトライアルを制している。しかしとくに昨年度は山岳でトップ争いに加わるなど、超級の上りも登れる選手に変身してファンたちを驚かせた。今年のジロ・デ・イタリアではズバリ、個人総合優勝のマリアローザを狙いたいところだ。
またサエコから移籍したクラシックハンターのミルコ・チェレスティーノにも注目だ。素晴らしいスピードと総合力を兼ね備えたチェレスティーノには今年、ビッグクラシックレースでの1勝を期待したい。またゴンチャールと2枚看板で臨むであろうジロ・デ・イタリアでも、ゴンチャールのアシストとして非常に重要な戦力になる。また、彼自身が総合上位を狙うことも可能だろう。
スプリンターのイバン・クアランタにも注目だ。昨年は不調に泣いたが、もともと世界屈指のスプリント力をもつクアランタ。アシストにはスプリンターとして新進著しいシモーネ・カダムーロがいる。
パナレーサーのタイヤを使用してドミナバカンツェがプロツアーのレースに挑戦する。プロツアーレースには世界最高峰のレース、ツール・ド・フランスも含まれている。ジロ・デ・イタリアではずでに4年連続ステージ優勝を果たしているが、メイド・イン・ジャパンのタイヤがツール・ド・フランスを走るのは歴史的にも初めてのことだ。サイクルロードレースの世界において好成績を残すには、選手個々の実力に加えてマシン&パーツのテクノロジーの進化も切り離せないファクターのひとつだ。ドミナバカンツェとともにパナレーサーの挑戦にも注目したい。
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