|
MTBの本質はなに?
最近呑み屋(に限ってではないが)でよくそんな話をするようになりました。 MTBブームが去って(?)数年たち、世の中はロードブームが吹き荒れている中、かたくなにダートスポーツ(=山遊び)が好き!を貫いている私に、周りの馴染みのショップさんの中には「もうマウンテンはやめちゃったよ」などというお話をされる方もいらっしゃって、私的にさらに孤独感を募らせる風が吹き荒れているこの頃です。
しかし、冒頭にも述べたように、MTBはなぜ楽しいのか?というところのベースにあるものは、子供の頃、自転車を乗れるようになって初めて「でこぼこ道」を走ったときのスリルと高揚感であると最近実感するようになりました。あの「ガタガタガタ、わーいわーい!」といった高揚感です。その究極の形がノースショア系のフリーライドであり、まじめな人(?)はレースに行くのでしょうけど。
 |
プロライダー宇多川選手とツーリング |
15年ほど前には、サスペンションも付いていないMTBでずーっとブレーキを引きながら引きつった顔でダートを走っていた頃、それだけで十分楽しかったものです。
だんだん機材や腕も進化し、ビギナーでは無くなった頃から、自分で走るより選手の自転車をいじる事のほうが多くなり、自分の頭の中もどんどんディープな環境に入っていってしまいました。回りの「始めてみようかな」という人たちも、ここ数年私がいた環境に連れてくると、「私は無理!」とあっさりフラレてしまうこともよくあり、またもやハートブレイクな風が吹き荒れるのでした。
最近、お客さんや他のショップさんのコミュニティーに混ぜていただいたりして、また山に行き始めたのですが、そこには常に緊張を強いられるレースにはない「遊び」としての楽しみがあり、自然と笑みがこぼれている自分がいるのです。
長い間MTBに乗っているのですが、やっぱり自分の足で登り、いけるかなという所をスリル満点で下り、くねくねつづらを折れ曲がり、帰ったら泡の麦水を食らう爽快感(すみません)! このベーシックな部分がMTBの本質的に「楽しい!」ところであると思います。
そういう意味では、薮コギをして自転車を担いで山に分け入るのも、近所の木に「秘密の基地(今考えるとさっぱり秘密ではなかったが)」を作って近所の洞窟を「探検」するような子供の遊びと、本質的にやろうとしていることは同じなのでしょう。遅くても休みながらでも、自分なりに自然の中で楽しく冒険をすることができるステキな遊び道具がMTBであると思うのです。

イベントのような限られたスペースばかりでは無く、もっと自分達で探検・冒険をしようよ!とは思うのですが、そう説教臭く思う私は既におじさんのカテゴリーの一端を担ってしまう歳になってしまったのかな、と、これまたハートブレイクな隙間風が吹くのでした。
このコラムを見た方、ぜひ一緒に山に「子供心の探検」をしに行きましょう!ご連絡は弊社HPへ!

|