|
自転車競技を始めて早10年が経つ。競技を真剣に取り組むことが出来るようになったのは、周りの方からの応援があったからこそなのだが、その中でも今現在お世話になっているナショナルタイヤには競技を始めたての頃からお世話になっており、そしてこれからも競技を続けている間はお世話になることだろう。
今は選手としてレースを走ることで、マウンテンバイクの魅力やレースの面白さというのを一人でも多くの人に伝えられればと思いながら取り組んでいる。もちろん自分の実力を世界で試してみたいという思いも強いのだが・・・
さて「フレームバンク」というのを聞いたことがあるだろうか。自転車人口の拡大や自転車の魅力を伝えていくことを目的とし活動しているNPO法人なのだが、その自転車に対する思いに共感を覚え自分も会員としても登録させてもらっている。
この「フレームバンク」の活動とは、主に競輪選手から使用しなくなったフレームを提供して頂きインターネットを通してそれを格安で販売することや、ジュニア用ピストバイクを1年間レンタル、また各地にてプロ選手からの自転車スクーリングの開催などである。
インターネットでのフレーム販売と聞くと、響きは良くないかもしれない。自転車ショップにとってもライバルになりうる存在かも知れない。しかし実はそうではないのだ。特にピストバイクというとスペシャルなものが多く、普通自転車ショップでは置いていない。ということは、ピストの存在すら知らない人が多いことだろう。
競輪は知っていてもどのような自転車で競技しているのか知っている人は案外少ないのではないかと思う。買うにしてもいきなり10万以上のフレームを初めての自転車として購入するには抵抗もあるだろう。しかしこの「フレームバンク」を通して普通よりも安い値段でフレーム購入できるということは、今まで自転車に乗っていない人も始めるきっかけ作りになるのではないかと考えている。
そしてそういう方がさらに自転車に興味を持ち高級なロードやMTBが欲しくなればショップで購入と形になる。そう考えると、この「フレームバンク」がただ自転車を販売するだけでなく、サイクリストの底辺拡大に大きく貢献しようとしていることが分かっていただけたのではないだろうか。
特に成長が早い子供達に自転車を買うのは難しいと思う。そういうところを補う為に始まったジュニア向けのバイク年間レンタルというシステムは今まで聞いたことがなく、素晴らしいアイデアだと感動した。どんどん数を増やして小学校などにもレンタル出来るぐらいになれば子供達もスポーツ車に触れる機会が増えていいのではないだろうか!!
そして小学校で警察が自転車の交通ルールを指導し、自分達のような自転車プロ選手がその場で乗り方を教えるということが可能になれば子供達やその親御さん達もスポーツ車や自転車競技というものに興味を持っていただけるのではないだろうか。
日本では自転車というと一般的にママチャリをイメージする人が、残念ながら圧倒的な数を占めるだろうが、今後はその意識をスポーツ車に変わるようにしていかないといけない。
ちょうど6月から道路交通法改正により路上駐車に対する取締りが強化され、自分の街でも路上駐車がだいぶ減少しているように感じ、毎日自転車に乗る自分には本当うれしいことだ。この機会に少しでも車利用を減らし、自転車が見直されればと願う。
自転車と言ってもママチャリではなくスポーツ車に乗ると案外街中での移動は車よりも速く、経済的という部分を多くに人にわかってもらいたいと思う。とは言え、駐輪スペース不足という大きな問題も抱えているのが現状ですが・・・。こうなったら自分が市長にでも立候補して自転車中心の街づくりをするしかないですね、その時は清き一票を!!(笑)
NPO法人「フレームバンク」HP http://www.framebank.org/
 今シーズンを共に戦う愛車と。
太くて軽い「レイザーMX2.3」はお気に入り!!
 驚異の回復力でケガから復帰し第5戦は3位入賞。
全日本選手権優勝を目指す! |