自転車に乗ったことがある人なら、間違いなく!?味わったことがあるはずだ。
街中で、サイクリングロードで、通勤・買い物途中など、時と場所はどーでもいい。
自分のペースで走っていて、追い抜かれた時の、悔しい気持ち。
さらに追い抜かれてから、後ろをチラ見でもされたら、血圧上昇↑
戦闘開始!ギヤを重くし、もがき、抜き返そうとする。(危ないからやめましょう!)
ロードレースの原点は、きっとこんなところからきているのだ。
そんな子供染みているロードレース。
単なる意地の張り合いと、見えなくない時もあるが、
そこには、大人の駆け引きが存在する。それがおもしろい。
たとえば、6名で逃げているとしよう。
きちんと先頭交代をして、協調性は保たれていた。
ところが、突然1人の選手が、前に出てこなくなる。
苦しいのかなと思いきや、足を温存していたのだ。
最後はアタックして、逃げ切って優勝。
誰しもが優勝したいと思うのは当たり前。
しかし、勝つまでの過程というものも大事だ。
どんな手段を使っても、勝てばいい、という人もいるし、
自分の理想の形で、力を出し尽くして勝ちたいと思う人もいる。
ここに、その人の性格が垣間見れる。
こんな事も。
上り坂でチェーンを落としてしまった人がいる。
余裕があれば、背中を押してあげ、感謝される。
余裕がなければ、ほおっておくしかない。もっとなければ、気付かない。
中には、自分も苦しいのに押してくれる、優しい人もいる。
また、先頭交代して、後ろに下がってきた。
間に入れてくれる人、入れてくれない人と、性格はさまざま。
入れたくないから、ハンドルぶつけてくる人もいる。
苦しいときほど、人としての原点、本質を露わにする。
いろんなタイプの人間がいっせいにスタートし、
ゴールを目指す。その過程は人それぞれ。まさに人生。
ロードレースは社会の縮図そのもの。
集団内では、自分勝手な身勝手な行動は、控えなければならない。
後ろの人にも気を配り、周りの人との信頼関係をもつ事が大事。
山あり、谷あり、平坦あり、時には得意なところでアタック!
たくさんの困難を乗り越え、乗り越え、
ゴールが見えてきたときの、喜びはひとしお。
だからロードレースはおもしろい。
そのロードレースも、日本ではマイナー競技。
全日本選手権では、海外で走る別府選手が優勝し、
日本と世界とのレベルの違いを見せ付けてくれた。
国内で、人気のあるスポーツにするためには、
世界で活躍する選手が出てくるのもひとつの手段ではある。
が、地盤がしっかりできていないと、もろくて崩れやすい。
だから、国内は国内で、自転車に携わる人全てが、がんばらなければいけない。
まずは目の前にある、出来ることから。
パナレーサー・バリアントとの付き合いもかれこれ4年目。
年々進化を遂げ、信頼性のある、このタイヤと共に、
私は、もがき、原点の気持ちを忘れず、走り続ける。