今シーズンはシクロクロス、ロードレース共に海外で走る機会を何回か与えてもらった。
とりあえず、外国人は強い、でかい、全然手が届かない、別世界と思っていた。
だから、初めの何レースかはビビりまくりで、外国人恐いし、ものすごい密集でスペースがないし、肩凝るし、大きなストレスだった。
毎回必死。毎回とりあえず完走できたという感じだった。
シクロクロスなんて特に、先頭の選手なんて1回も見ていない。
そして、みんなアウターでガシガシ登っていく。度肝を抜かれた。
平地での立ち上がりの速さ。付いていけない。
勝負所という正念場でギアがかけられないと話にならない。(勝負所も自分で解らないといけないのだけれども・・)
これはパワーを付けないと対等には走れないと思った。
春からギアを踏む練習も取り入れて行き、少しずつではあるが重いギアにも慣れてきた。
夏に行った「ツール・ド・ブルターニュ」という、フランスのレース。
第1ステージ、最後のゴールスプリントで12位に入れた。
初めてユーロを手にした時のギアはアウタートップ。
少し調子にのっていて「今回もやったるで〜」と挑んだ「ジロ・デ・トスカーナ」。
このレースは、イタリアのトスカーナ地方で開催された。
世界選手権の前に行われるレースで女子のトップ選手が集結。
パワフルさと、何といっても精神力が違う。
優勝したブブネンコバ(Fenixs-colnago) という選手は、リーダージャージを着ていても、先頭は引きまくるし、登りではしかけまくる。
自分のチームにはアシストもいるのに。
スプリントポイントもマウンテンポイントも、さらにはステージ優勝も捕りに行く。
本当に衝撃的だった。
「何なんだ一体、どういう精神力してるんだ、どんだけ自信あんねん。」と走りながら思った。
こう思った時点で負けている。
すぐに諦めてしまう自分の甘さに腹が立つけど、足もナイ。
帰国して、自分なりに気づいたというか学習した事。
それは中途半端なパワーと心では闘えない。
最大パワー、徹底的なパワーを発揮できるトレーニングが必要。
もちろんそれだけじゃないけど。
まずは、そういったトレーニングをこなし、絶対的自信を付けると、自ずと心は強くたくましくなっていくのではないかなと。
来シーズンはここを鍛えて、世界の強豪に立ち向って行きたい。

今シーズンはナショナルチームとして海外にも遠征。

「ジロ・デ・トスカーナ」で衝撃を受けたブブネンコバ選手。

パワーを強化し来年度は世界の強豪と!